生活用品(洗剤編)

食べ物、運動、ちゃんと寝る!以外にもまだ落とし穴があったなんて…
生活用品まで…!?とつい思ってしまうのですが、よく洗剤や歯磨き粉でも「赤ちゃんでも使える~」とか「オーガニック…」といったキャッチコピーを目にしませんか?あまり体や環境によくない成分が含まれているものを使っていて、それが例えば衣類を洗う洗剤に含まれていたりすると微量ながら皮膚を通して体内に吸収されることがあるそうです。合成海面活性剤や香料、防腐剤などが多く使われている製品や洗濯の際に洗剤を入れすぎて、すすぎが十分でない場合などが原因で敏感な方はアレルギーが出ることがあります。
そこで、天然由来のもので体に優しいものって何だろうと思い、自分で調べてみたり、会社の先輩に赤ちゃんを育てていたときに使っていたものを聞いたりしてSARAYAさんの「arau」を使用してみることしました!

表記を見ると

品名に「洗濯用石けん」と記載があります。成分の表記が気になって調べてみると、「純石けん分(30% 脂肪酸カリウム)」というのは、全体の30%が石鹸成分(脂肪酸カリウム)で、残り70%は水や保湿剤などが含まれているものといった内容のようです。そして、以前使っていた衣類用洗剤を見てみると

品名は「洗濯用合成洗剤」と書いてあります。これの場合は、「複数の強力な合成界面活性剤が55%も含まれている高濃度タイプの洗剤」といった感じです。
石けんと合成洗剤の違い
石けんと合成洗剤は何が違うのかというと
石けん…動植物由来の天然の油脂(牛脂、オリーブ油など)+アルカリ(苛性ソーダなど)
を反応させて作られるもの
合成洗剤…石油などから得られる合成界面活性剤を主成分とするもの
石けんの歴史はとても古く、紀元前3000年頃より、「木灰(アルカリ)と油脂を混ぜたものを使って洗っていた」という記録が残されているそうで「昔は狩りをして焚火などで肉を焼いていた際にその油が木を燃やしてできた灰に落ちて偶然できた」といった話を聞いたことがあります。自然の反応でできたものなので、生分解(微生物の働きによる分解)されやすく、環境に優しいのが特徴です。人工的に強固に作られたものは分解されにくいため、環境を汚しやすく、結果的に様々な生物がダメージを受けてしまいます。
自然の中に、本来できるはずのないイレギュラーな物質が、急にたくさん現れると「なんだこれは!」と微生物もびっくりでしょうし、対応できる微生物もいなければ、分解者がおらず、結果的に“ゴミ”となってしまいますよね。
まとめ
・洗剤は「合成洗剤」より「石けん」がおすすめ!
・人工的なもの(化学的に作られたもの)は環境を汚しやすい
・人に優しいもの(天然のもの)は環境にも優しい♪
自分の健康にもつながって、それが環境にも優しいなんて、一石二鳥ですね!
他にはシャボン玉せっけんがおすすめです♪

家庭のことを考えて「少しでも安いものを!」と、ついつい安いものを選んでしまいますよね。私も、経済的に余裕がある家庭ではないので、結婚してしばらくは、親に聞いた安くておすすめのものを使っていました。心の中では、環境に負荷がかからないものを使いたいなと思っていたので、そのきっかけができてよかったなと思っています。人工的に作られたものは原材料や作業工程など、コスパがいいということで、大量生産できる分、安値で買うことができますが、その安さの分、環境にも負荷がかかっているのですね。通常の洗濯用洗剤に比べると、このような天然由来のものは、多少高くなるかもしれませんがその分、健康的になってお医者さんに行く回数が減れば、結果的に安くなることもあるかもしれません。人にも環境にも優しい商品を選んで少しでも地球環境が良くなっていけばいいですね。
次回は、自律神経を整え、漢方の力を借りるため「子宝鍼灸院へ行ってみた①(カウンセリング編)」です!
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