良くない食べ方

ズバリ!空腹時にいきなり甘いものを食べること!

仕事中に「お腹空いたなぁ~」となるとお腹がなりますよね。私は特にお腹の音が大きくて、そんなとき、お腹の音が鳴らないようについお菓子をつまんでいました。お腹がなるということは結構空腹状態なんですが、こんな状態の胃にいきなり甘いものを入れてしまうと血糖値が急激に上がってしまいます。前のブログでもお伝えしましたが、多嚢胞性卵胞症候群の特徴として
・インスリンの抵抗性が高い
ということをお伝えしました。※前のブログはこちら
なぜ、多嚢胞性卵胞症候群の患者がインスリンの抵抗性が高いのかはお医者様に聞いても、はっきりとしたことはわかっていないとおっしゃられていました。しかし、インスリンの過剰な働きを要求してしまうことが日常的にもなれば、抵抗性が高くなってしまうのもうなずけるのかなと思いました。そこで、インスリンについて調べてみました。
インスリンとは
インスリンとは、膵臓から分泌されるホルモンのことで「血糖値を下げる働き」があります。
食事で糖分を接種すると
⇒「糖分」は消化酵素で「ブドウ糖」になる
⇒小腸から血液中に吸収される
⇒血糖値が上がる
⇒膵臓からインスリンが分泌される
⇒インスリンが肝臓や筋肉などにブドウ糖が取り込まれるよう働きかける
⇒血糖値が下がる
ざっくりですが、このような流れで血糖値を下げてくれる働きをしてくれます。
膵臓が疲弊する

インスリンを出してくれるのは「膵臓」。手軽に甘いものが手に入ってしまう現代では、急に甘いものを体内に入れる頻度が急激に増えてしまっています。食間に甘いものやごはんなどの糖分を入れる頻度が増えると空腹期間も少なくなり、膵臓は働きっぱなしになります。この膵臓の疲弊だったり、インスリンが過剰に出続けることによって、インスリンの抵抗性が高くなってしまうのかもしれません。私は、どちらかというとやせ型で、ここ3年間の健康診断の空腹時の血糖も平均値は「87」で少し低い方なのですが、低いから大丈夫というわけでもありません。甘いものの食べ方は、気を付けた方が体の負担も減ることはわかっているので、試しに気を付けてみてください。インスリンの抵抗性が卵巣や子宮などでも起こるようになると、各臓器の働きが悪くなって、排卵障害や着床障害を引き起こす「多嚢胞性卵胞症候群」になると考えられているともいわれています。ぜひ、参考にしてみてください。
どうしても食べたいときは
とはいえ、甘いものは疲れたときは食べたくなりますよね!

食べるタイミングとしては「食後」がおすすめです!
野菜を食べてメイン料理を食べてごはんを食べて、ゆるやかに血糖値が上がったあとに甘いものを食べることで、血糖値はゆっくりと上昇するため、食後がおすすめ!血糖値が急激に上がってしまうことを避けた食べ方をするとよいということですね。
おまけ
脳はブドウ糖をエネルギー源としているので、疲れたりするとエネルギーを補充せよと指令が出てしまいます。そして、甘いものを食べると「快楽ホルモン」が出るため、疲れやストレスを感じているときはおのずと欲しくなってしまい「疲れたときに甘いものを食べると元気になる」という体験が記憶されて、同じ状況のときに自然と甘いもの求めるようになってしまうそうです。この気持ちに負けないよう生活習慣を変えていけば、甘いものがほしくなる頻度も、徐々には減ってくるかもしれません。私も空腹時に入れると少し気持ち悪くなってしまい、自然とあまりほしくなくなりました。甘いものの食べ方や順序を気を付けてみてください。
次は意外な落とし穴「生活用品の見直し」についてお話したいと思います。
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