将来の不安
生理周期は相変わらず半年に1回か2回くらいで
将来的な不安もあったので
婦人科に通院することにしました。
先生はいい人だったのですが
当時の私はどう説明すればよいかわからず
・生理周期が長いこと
・貧血が続いていること
・1か月に1回ちゃんと普通の人と同じように生理がくるようになってほしいこと
・将来の妊娠に影響が出ないよう今のうちに治療しておきたい
といったことを伝えたのですが
最初は上手く伝わりませんでした。
「とりあえず、月1で生理がくるようにしたいということであれば
ピルを飲もうか」
ということで、低用量ピルという
いわゆる「女性ホルモン剤」を飲み始めたのですが
体に合わず
仕事中、吐き気が収まらなくなり早退することに。
ピルが飲めるようになったものの
その後、別のピルを処方してもらい
月1で生理がくるように調整していたのですが
3か月目のとある通勤途中の電車の中で
中学生のときに経験した
「目の前が真っ白になって強烈な吐き気に襲われる症状」が起き
仕事を休んで婦人科に。
すぐに血液検査をしてもらって、点滴を打ってもらいました。
結果は重度の貧血で
私の推測ですが
体がこれ以上血を出しちゃいけないよと生理を止めてくれていたところに
人為的に生理を起こさせてしまったためだろうと思います。
貧血かどうかはここを見るべし
貧血かどうかは
血液検査の項目で
血色素量(HbやHGB)…血液中に含まれるヘモグロビンの量
を見るとわかるのですが
基準値は
・男性13.1~16.6g/dl
・女性12.1~14.6g/dl
といわれており、
私は6.8くらいでした。つまり、普通の人の半分しかないことになります。
なので、先生からは
「1週間くらい仕事を休んで、薬で治療するか
仕事に行く前に毎日鉄剤の注射を打ちにくるかしないと」
といわれ、仕事は休めない職種だったので
毎日鉄剤の注射を打ってもらって
2週間ほどで9くらいには戻りました。
それでも低いですが、注射による治療はかなり早いです。
注射はブドウ糖などが混ざった鉄剤を薄めたもので
だいたい週3回程度を2週間ほど打ってもらうのですが
私はやばい数値だったため1,2週間くらいだけほぼ毎日打ってもらいました。
治療的にはかなり早いです。
鉄剤の飲み薬もあるのですが
これが結構きつくて
私は吐き気がひどく
錠剤治療には向いてませんでした。
錠剤が無理な人は注射でとりあえずある程度治すのもおすすめです。
本来は食べ物などで補えればよいのですが
とりあえず、身体のしんどい状態を治したいという方は
いいと思います。
学生時代に知っていればなと思いました。
その後は、10前後くらいをさまよいながら
6年間過ごしました。
次は、「鉄欠乏性貧血④(完治編)」です。
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